土地の境界問題

隣地との境界問題が終結

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私が保有するデザイナーズアパートの土地境界で、争いが発生していた件がありました。
この件は、土地家屋調査士、司法書士のダブルライセンスの方が間に入り話し合いベースでは解決していました。
先月に隣地の地主さんが境界の工事をしたいという連絡を受けていたので、お盆休みに見てきました。
非常にきれいに工事がされていて、大変満足する結果になりました。
これで、この問題は終結となりました。
このアパートをいつでも売ることが出来る状態になりました。
詳細を簡単にまとめて書きます。
元々この土地は、私の父親が買った土地に家を建てて家族で住んでいたものです。
父が亡くなり私が相続することになりました。
だれもこの家に住む人がいなくなったので、売りに出そうと思い買い手が現れました。
契約前に、たまたま市がこの土地に接する道路を4メートル幅にする工事をすると言う理由で測量を始めました。
そのときに、関係する地主が立ち会ったのですが、私の土地が隣地にはみ出していることが発覚しました。
父が購入してから35年くらいたっていたので、法的には時効取得を主張できます。
現況では、はみ出した土地を返還するとなると、その上にある構築物を撤去しないと返還できない状態でした。
円満解決するには、私の方が時効取得を主張できる立場でも、私が相場で土地を買い取り、私の負担で新しく塀を作ると言うことで、相手の顔を立てる形で話を持って行きました。
しかし、隣地の地主さんは土地を返還するのが当たり前だと主張してきたのです。
いままで、土地を無料で使っていたのだから、その土地の上にある構築物も撤去して土地を返還しろ、と言ってきたのです。
市の測量の時に立ち会った司法書士の先生もあきれ顔でした。
しかし、民法上は私的自治の原則が優先されます。
何を主張するのも自由です。
しかし、誰が見ても解決しそうにない主張をしてくるので、私は話し合いにならないと思い、放置プレイすることにしました。
土地を買いたいという人がいたのですが、境界がもめている状態では売れません。
相手の主張はエスカレートするばかりで、このままでは解決しそうにないので、古家を撤去しアパートを建てることにしました。
1年くらいたって、隣地の地主さんが亡くなられました。
そして、息子である相続人から私のところに連絡が来ました。
土地の境界について解決したいと。
ここで、攻守逆転です。
相続人は、相続税などの関係から、はやくトラブルを解決しなければなりません。
私の方は、別に放っておいても構いません。
私は相続人に、私の最初の提案で境界の争いを解決していれば土地が売れたのに、借金までしてアパートを建てた。
そして、はみ出している土地は、いつでも返還できるように、その上にはアパートの基礎がかからないようにしておいた。
だから、返還するに当たって相場で買い取ってもらいたい。
そして、境界で今後また争いが出ないように、そちらの負担でしっかりと工事してもらいたい。
話し合いには専門家を間に入れることをお願いしました。
ここで、いろいろと駆け引きがあったのですが、すべて私の主張を受け入れてくれました。
相続が発生すると、民法では3ヶ月で相続を完了しないとならないようです。
よく相続で土地が売りに出ると安く買えるというのは、こういう事情があるからだと思います。
値段よりも、早く買ってくれる人が優先されるのです。
今回の境界の件も、お金を支払ってでも早く解決したかったのでしょう。
私は、このトラブルを解決するのに1円も使っていません。
反対に100万円以上の解決金をいただき、塀まで新しくしてもらいました。
最初の私の提案で解決していれば、相続人さんも無駄に出費することはなかったのに。

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